$ 0 0 日食は朔(さく)、すなわち新月の時に起こる。 新月は旧暦の朔日(ついたち) 日本中が金環日食に湧た5月21日は、旧4月朔日であった。 御嶽の総本山である十山御嶽では、 恒例の朔日(ついたち)の願いが行われていた。 旧朔日と旧15日の毎月2回、5公民館の館長らは十山御嶽に集い、 島の安泰を祈願する。 季節の変わり目である旧4月朔日と旧10月朔日は、イスカバイ(衣替え)の祈願も行う。 島民らが暑い夏を健康に過ごせるよう、祈願した。 空梅雨だ。 稲穂を垂れ始めた水田は、すっかり水が枯れていた。