5月14日、与那国島は梅雨入りした。
しかし、まったくの空梅雨。
昨日は関東、甲信越地方が梅雨入りしたとのニュースを聞いた。
沖縄地方は一足早く梅雨明けしてしまったのであろうか。
与那国はほとんどの道が舗装されてしまって、コーラルを敷き詰めただけの道はとても少なくなってしまった。
サンアイイソバゆかりの地である旧嶋仲村跡。
一帯は、屋敷跡や井戸、フクギ並木、現在でも祭祀が行われている聖地が、写真のような道を辿って巡れる。
こんなガジュマルの木陰に質素なベンチを置いたりしたら、最高のハイキングコースが作れそうだ。
このガジュマルはリュウキュウコクタンにとりつき、成長してきた。
絞め殺しの木、ガジュマル。
鳥の糞とともに樹上に落とされた未消化の種子が発芽、
しだいに地上に向けて根を下ろし、すっかり取りついた元の木を飲み込み、枯らしてしまう。