うだるような暑さが続く。
7月上旬というのが与那国島では最も暑い。
7月1日、ドゥムヌムヌンが行われた。
最後の虫送りの祈願。
収穫した稲に害虫やネズミの被害がないよう祈願する。
春先、田植え直後の低温、天候不順で、今年の収穫はやや遅れ気味のようだ。
午前8時、ナンタ浜のビディリで祈願。
現在はアスファルト道路によってナンタ浜から切り離され、歩道の上にある。
後方に見えるのはティンダバナ。
その後、サンバルのビディリに移動して祈願。
炎天下、苦行のようだ。
稲作農家の参加もなし。
何を思って願う。
芭蕉の幹で作った船。
虫を乗せて、アンドゥヌチマへ送り出す。
船を流すのは若者の任務!
投下!
このニウルシダイと呼ばれるから、かつては船の荷物の積み下ろしをしたという。