昨日のことです。
おっと、やられた。
遊歩道にある繭の一つが空になっていました。
この2~3日、確認を怠っていたのだから仕方ありません。
はやる気持ちを抑えつつ、道をそれて森に入りました。
どこかに成虫がいるかもしれません。
いた!
例外的に早く羽化した個体でなければ、ほぼ例年通りに羽化したといえます。
繭の中にいる蛹には、異常な日照不足といえども特に影響はないのかもしれません。
今朝は特別養護老人ホーム・月桃の里に飛来したという♂が届けられました。
翅をバタつかせた状態で持ち込まれましたが、こうするのが伝統的な?方法です。
アヤミハビル館の展示からご紹介。
携帯装置とは仰々しい。
しかし、翅が傷むことなく、無駄に体力を消耗することもない、まさに理にかなった方法です。
展示と言えば、新しく与那国小学校3年生が製作した観察記録を加えました。
よくやったねえ!
素晴らしい力作です、ぜひ見に来てください。
今日の昼休みは遊歩道へ行く時間がとれました。
そして2頭の♂を発見。
やはり今年1世代目の羽化が始まったのは間違いないようです。
日中はこうして木陰で休息しています。
見つければ夜間よりも落ち着いて観察することができます。
これから2週間くらいがチャンスですぞ!