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PR: ポストGoogleリーダー7選 引越は6月中に

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Googleリーダー7月1日終了前に、登録済みフィードの簡単インポートをご紹介!

ドゥムヌムヌン

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うだるような暑さが続く。

7月上旬というのが与那国島では最も暑い。


7月1日、ドゥムヌムヌンが行われた。

最後の虫送りの祈願。

収穫した稲に害虫やネズミの被害がないよう祈願する。

春先、田植え直後の低温、天候不順で、今年の収穫はやや遅れ気味のようだ。
与那国フィールドノート
午前8時、ナンタ浜のビディリで祈願。

現在はアスファルト道路によってナンタ浜から切り離され、歩道の上にある。

後方に見えるのはティンダバナ。


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その後、サンバルのビディリに移動して祈願。


炎天下、苦行のようだ。

与那国フィールドノート
稲作農家の参加もなし。

何を思って願う。


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芭蕉の幹で作った船。

虫を乗せて、アンドゥヌチマへ送り出す。


与那国フィールドノート
船を流すのは若者の任務!


投下!
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このニウルシダイと呼ばれるから、かつては船の荷物の積み下ろしをしたという。

アオイボクロ

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いつの間にか葉が枯れ、花が咲いたアオイボクロ。


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この花もすぐに枯れ、また新葉が展開する。

葉のある時期に自生地を確認しておかないと、

タイミング良く花を観察するのは難しいかもしれない。

ツルラン

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強烈な日差しを避け森に入る。


与那国フィールドノート

ツルランの花に出合った。

与那国島13カ所巡り

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4月19日土曜日。


与那国島には13の御嶽がある。

与那国島13カ所巡りと題し、与那国島に赴任してきた先生を案内してきた。

これから与那国島で新生活を始めるにあたり、まずは島を守る嶽々の神様にご挨拶しましょう。



アコウの大木が見事なウヤバルウガン。

旧島仲村跡にある御嶽。


昔、大工という家があって、そこの主人ミンガサは、村の有力者であった。

彼を恐れた八重山の蔵元は、言われなき罪をかぶせ、呼び出すことにした。

順風を待ち出発した彼の身を案じ、弟妹はビディリ(霊石)を建て、祈った。

願いはかなえられ、ミンガサは無事に島に帰ってきた。

これがウヤバルウガンの始まりであり、航海安全を祈願する御嶽となった。

キマエコノハ

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不思議だなあ。

縁が反り返ったように、だまし絵になっている。

キマエコノハという蛾だ。


どこがどうなっているか、分からない人がいるかもしれない。

ゆっくりと指先を差し込んで、乗り移ってもらった。


こうなっているのだ!

上の写真と左右は逆になった。
まずは、逃げないうちに一枚。

もう少しバックをすっきりさせて一枚、と思った瞬間飛び立った。

そうなっているのは知っていたのだけれど、

後翅と腹部の鮮やかな黄色が視界に飛び込んできて、ちょっと驚いた。

同じように鳥などの天敵も、こうして驚かせているのだろう。

ツチイナゴ

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森の小道を歩いているとツチイナゴに出会った。

タイワンツチイナゴと遜色ないサイズで、色合いも幼少の頃に知った本土のツチナゴとは、別種のように感じられる。

タイワンツチイナゴはサトウキビ畑や明るい草原に多いが、それに比べると、ツチイナゴはずっと少ない。

ひょっこり、思いがけない場所で出会う。

また、タイワンツチイナゴとは、こんな場所でまず出会わない。


4月19日撮影。

サキシマスベトカゲ

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すべすべの小さなトカゲ。

うす暗い森の林床にすむ。

落ち葉の間をかき分け、すりぬけて生活している。

だから、まぶたは下から、しかも透明、目を閉じたままでも見えるのだと!


君は目を閉じているのか、いないのか。

いつもは敏捷なくせに、逃げようともしない。

目を閉じて、寝ていたのかも。

4月19日撮影。


ナンゴクネジバナ

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ムディムディハナ。

ムディ=ねじること。


ねじれてもねじれても、芯が通っていれば迷うことはない。

天に向かってまっすぐ。


おっと、足元に気をつけて。

梅雨入り

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強い雨音で目が覚めた。

与那国は先週の火曜日から、雨がちの日が続いている。

沖縄気象台は、沖縄地方の梅雨入りを今日5月5日、と発表した。

平年より5日早く、昨年より4日早い。

新暦に追われるから、早い、遅い、となる。


今年のドゥガヌチ(旧暦5月4日)、ハーリ-は6月1日で、去年は6月12日。

ハーリーの鉦の音とともに、梅雨は明けるといわれる。

なので、昨年より早く梅雨入りするのは、当たり前。

ハーリーが近づき、早くも久部良の男たちはソワソワ。



タカツルラン 5月3日撮影。



自然界の動きを感じるには、旧暦の方がしっくりくる。


祭事にいろいろと関わっているので、

ノボタン

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毎年、GWの頃はノボタンが花盛り。



オキナワコアオはナムグリがやってきた。

花粉にまみれたおしべを抱かえ、食事中。



葉には、オキナワルリチラシの幼虫がいた。

小雨が降っているが、背中に乗せているのは、雨粒ではない。

ちょっと刺激してやると、分泌する。

天敵に対する防御物質か。

文献には食樹としてノボタンの記載は見かけないが、よくつく。



ヤンバルアワブキにも、よくつく。


5月3日撮影。


梅雨らしい日々

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久部良岳と満田原水田



ゲットウ




メスフトエダナナフシ(幼虫)




ハジロクロハラアジサシ




オグロシギ

久部良ミットゥ

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今年の梅雨はよく雨が降る。

与那国の梅雨は中休みも多かったはず。

中休みの青空に心も晴れる。

それがなく、ずっと雨、雨、雨!

心は湿りきって、重くなるばかりだ。







久部良ミットゥにサトウキビ畑から赤土が一気に流れ込む。

今は島外から鳥を見に来る人以外、ほとんど訪れる人がない汽水湖。

ミミモチシダの県下最大の自生地、与那国町指定天然記念物。


久部良で50代以上の人は、多くがこの汽水湖で泳いだ経験を持つ。

着のみ着のまま水に浸かり、ランニングシャツの裾を引っ張ってメダカ(カダヤシ)を掬い取ったという。

もちろん獲物は油で揚げておやつ代わりに食べたという。

う~む、そんなに昔のことではないが、今の同世代の子は絶対できないし、親も許さないことだ。

気になるのは、そういった経験を持つ人の多くが、久部良ミットゥには赤いフナがいた、と言うことだ。

残念ながら今では、お話の中でしか、確かめようがない。

スッポン

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5月10日、バケツをひっくり返したような雨のあと、急速に青空が広がった。

雨水をいっぱいに貯めた休耕田をザブザブ歩いていると・・・

スッポンに出会った。


与那国のスッポンは、台湾から食用として持ち込まれた外来種との扱いをされることが多い。

しかし、そうそう出会える生き物でもないし、そのためか、一部の外来生物のような、素行の悪さが目につくこともない。

島の生態系の一員という印象だ。

昨年、80代半ばで亡くなったオジイから、久部良ミットゥで養殖していたとの話を聞いたことがある。

大々的にやっていたわけではないが、台風で囲いが壊れて逃がしてしまったとのことだった。

とくに台湾から移入したのではなく、島で捕らえた個体を集めて増やしたという話だった。



はたして君のご先祖様は・・・


4月4日

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シママンネングサ

ヤエヤマスズコウジュ




マルバアサガオガラクサ

ジシバリ





キシノウエトカゲ

タカサゴイチビ

ヤマトシジミ


4月5日

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オオガラエダナナフシ

カバイロオオアカキリバ

アカスジベッコウトンボ

アカスジベッコウトンボ

アオノクマタケラン

ユウコクラン

ヤエヤマヘリグロツユムシ

ヤエヤマナガハナアブ

アマミナナフシ

クワズイモ

ムネモンアカネトラカミキリ

ヨナグニカモメヅル

カショウクズマメ

ナミエシロチョウ

ゲットウ

イシガケチョウ

4月11日

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ジャコウキヌラン

イチモンジホウジャク

リュウキュウアサギマダラ

4月12日

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ミヤコキンカメムシ

ヤエヤマヘリグロツユムシ

ヤマモモ

アカスジベッコウトンボ

ニラバラン

オキナワチビアシナガバチ

ゼミイワサキクサゼミを捕食するサシガメの一種

4月15日

4月17日

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