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与那国島13カ所巡り
4月19日土曜日。
与那国島には13の御嶽がある。
与那国島13カ所巡りと題し、与那国島に赴任してきた先生を案内してきた。
これから与那国島で新生活を始めるにあたり、まずは島を守る嶽々の神様にご挨拶しましょう。
アコウの大木が見事なウヤバルウガン。
旧島仲村跡にある御嶽。
昔、大工という家があって、そこの主人ミンガサは、村の有力者であった。
彼を恐れた八重山の蔵元は、言われなき罪をかぶせ、呼び出すことにした。
順風を待ち出発した彼の身を案じ、弟妹はビディリ(霊石)を建て、祈った。
願いはかなえられ、ミンガサは無事に島に帰ってきた。
これがウヤバルウガンの始まりであり、航海安全を祈願する御嶽となった。
キマエコノハ
ツチイナゴ
サキシマスベトカゲ
ナンゴクネジバナ
梅雨入り
ノボタン
梅雨らしい日々
久部良ミットゥ
今年の梅雨はよく雨が降る。
与那国の梅雨は中休みも多かったはず。
中休みの青空に心も晴れる。
それがなく、ずっと雨、雨、雨!
久部良ミットゥにサトウキビ畑から赤土が一気に流れ込む。
今は島外から鳥を見に来る人以外、ほとんど訪れる人がない汽水湖。
ミミモチシダの県下最大の自生地、与那国町指定天然記念物。
久部良で50代以上の人は、多くがこの汽水湖で泳いだ経験を持つ。
着のみ着のまま水に浸かり、ランニングシャツの裾を引っ張ってメダカ(カダヤシ)を掬い取ったという。
もちろん獲物は油で揚げておやつ代わりに食べたという。
う~む、そんなに昔のことではないが、今の同世代の子は絶対できないし、親も許さないことだ。
気になるのは、そういった経験を持つ人の多くが、久部良ミットゥには赤いフナがいた、と言うことだ。
残念ながら今では、お話の中でしか、確かめようがない。
スッポン
5月10日、バケツをひっくり返したような雨のあと、急速に青空が広がった。
雨水をいっぱいに貯めた休耕田をザブザブ歩いていると・・・
スッポンに出会った。
与那国のスッポンは、台湾から食用として持ち込まれた外来種との扱いをされることが多い。
しかし、そうそう出会える生き物でもないし、そのためか、一部の外来生物のような、素行の悪さが目につくこともない。
島の生態系の一員という印象だ。
昨年、80代半ばで亡くなったオジイから、久部良ミットゥで養殖していたとの話を聞いたことがある。
大々的にやっていたわけではないが、台風で囲いが壊れて逃がしてしまったとのことだった。
とくに台湾から移入したのではなく、島で捕らえた個体を集めて増やしたという話だった。